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【24の季節とネクタイ】1/6~1/19頃は二十四節気『小寒(しょうかん)』1年で最も寒いこの時期を「寒(かん)」と言う。小寒は寒の入り。7日は人日(じんじつ)の節句で七草粥を食べるとその年は病にかからないと言われる。11日は鏡開き、汁粉やぜんざいにしていただく行事。15日の小正月に食べるのが小豆粥

 ”小寒”  当日(1/6)期間(1/6〜1/19)

小寒は新暦の1月5日か6日頃で、太陽の黄経が285度を通過する日。寒さが最大になる、寒の入り口の頃。1月初旬ごろは、地球と太陽の距離が最も短くなる近日点を通過する頃。遠日点(7月初旬ごろ)と比べると、太陽からの入射熱は7%も高いから、それにいいつれ気温も上昇しそうだが、自転軸が傾いているから、太陽に接近しても北半球の日本は寒い冬を逃れられるわけではない。この日が「寒の入り」で、この日から節分までの約30日間が「寒の内」。安定した西高東低の気圧配置が続くこの季節は、日本海側では雨や雪が降る陰鬱な日が続くが、瀬戸内海側と太平洋側では、乾燥し晴れた日が続く。煤塵を吹き払う季節風の影響も相まって、東京から100km離れた富士山の姿が見える頻度が高い頃。「寒晴」の太平洋側では冴え渡る青空と澄み切った空気に見る景色は、凛として鮮やか。夜の星もまた一段と輝くを鋭さを増して見える「凍星」「荒星」。オリオンをはじめ、「冬銀河」「冬北斗」「寒昴」と冬の星が寒天を飾る。このような星降る夜は、地上の熱が天に放射され、地表の気温が下がり、霜夜になりやすい。一方この晴天の日は、山を越えて吹き下す乾燥した風の影響もあって、空気が乾き、インフルエンザの流行もこうした気候の頃。東京では1月10日、大阪では1月6日を過ぎる頃から最高気温が10℃を割るようになり、平均気温は6℃を下回り始めるが、降るのはまだ雪より雨。乾燥の続く太平洋側では、確かに慈雨に違いない。東京の初雪の平年日は、1月2日で、小寒の気になってようやく雪が降りだす。

 

◼️旬のネクタイとチーフ

世界で1本 5cmナロータイ 着物柄 紫系 黒地 KT10006N

¥13.000

新春のめでたさを表現したように、黒地に金箔、グレーから薄紫のグラデーションに銀糸の刺繍ありの、この上なく日本的で華やかな1本です。大検幅5cm 長さ148cm 絹100% Made In Kyoto, Japan

 

◼️旬の言葉

「春の七草(はるのななくさ)」

春の七草は、せり、なずな、ごぎょう(ははこぐさ)はこべら(はこべ)、ほとけのざ(こおにたびらこ)、すずな(蕪 かぶ)、すずしろ(大根)。五節句の一つにあたる1月7日の人日(じんじつ)に、野草の生命力で邪気を払い、今年も健康でありますようにと願って、春の七草の入った七草粥をいただきます。新年に若菜を食べる風習は7世紀からあったが、7種類を使うようになったのは、平安時代中期から出そう。江戸時代には、七草をトントンと叩いて調理するとき、歌を歌いながらしたそうです。

 

◼️旬の行事

「鏡開き(かがみびらき)」

1月11日は鏡開き。年神様に供えたお下がりとして、木槌や手で鏡餅を割っていただきます。餅を食べると力持ちになるからと、もともとは武家の風習だったとか。何日も飾った餅は固くてなかなか割れませんが、お雑煮や磯辺巻きにしたらやっぱり美味しい。

 

◼️旬の魚介

「金目鯛(きんめだい)」

主に太平洋側の海で獲れる深海魚。体は鮮やかな赤で、目が大きく金色に輝くとされこの名で呼ばれる。脂が強いため、煮付けは甘みと醤油を聞かせてこってりさせると美味。西京焼き、しゃぶしゃぶはもちろん、新鮮なうちは刺身で味わいたい。

 

 

◼️旬の野菜

「蕪(かぶ)」

春の七草のひとつ。すずなは蕪の古名出そう。柔らかみのある春と、甘みの増す秋〜冬が旬。葉にはカロテンやカルシウム、鉄分などが、白くて丸い根にはビタミンCやカリウムが豊富です。鍋はもちろん、蕪の炊いたんも、お漬物も、すりおろした蕪で白身魚を包むかぶら蒸しも、じんわりと冬の美味しさを味わえますね。

 

 

◼️旬の果物

「橙(だいだい)」

橙は、酸味と苦味が強く生食には向かないが、晩秋から初冬に色づいても、落ちずに数年は枝について残る実もあり、「代々」とも書きます。その縁起の良さにいあやかり、正月飾りに鮮やかな色を添えます。

 

 

◼️旬の和菓子

「千代の糸(ちよのいと)」

実家近くの愛知県半田市の松華堂は、伝統的な製法で安全で安心な製品作りを理念として、添加物や即製法にこだわらず、原材料は生産現場まで見学に訪れ、安全性を確かめた上での厳選した国産品だけを使い、製造にも可能な限り手作りにこだわる和菓子の老舗。そのこだわりが全国の茶人から認められ、特に生菓子や棹菓子は愛知県だけでなく日本全国のお茶会でいただきます。上品な甘さで、とても美味しく甘いものが苦手な私も、ここのものはどれを食べても好みです。

「千代の糸」は、松花堂の代表銘菓で、おだまきという道具を使い練薯蕷を餡に巻くように出します。熟練の技術が必要であり、見た目の美しさだけでなくふんわりとした空気感も重要なお菓子です。千代に八千代に良いことが続くようにという意味を込め、千代の糸という銘になっております。

◼️候の木草花

「蝋梅(ろうばい)」

 

 

◼️候の生き物

「雉(きじ)」

キジのオスは、メスを求めて「ケーン」と甲高い声で鳴きます。その高鳴きが盛んになるのは実際には3月ごろで、まだ少し先。鳴き声は「ほろほろ」という擬音でも表されますが、むしろほろほろは羽音とも言われます。1キロ先まで届く独特の囀りは、縄張りを守るために役立つ。同時に、オスの顔の肉垂は赤味を増し、顔を覆うほどに肥大し、鮮やかな羽毛に加えてさらに美しさが増す。見た目の派手なオスは、子育ては地味な色合いのメスに全て任せっきり。だが、決して着飾って他のメスを探し歩いているのではなく、繁殖のために、縄張りをしっかり守り、パトロールしているのだとか。

 

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