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【24の季節とネクタイ】1/20~2/3頃は二十四節気『大寒(だいかん)』1年で最も寒さが厳しい時期ですが、三寒四温で寒暖を繰り返して春の兆しも少しづつ出て日もだんだん伸びて春めいてきます。まさに春隣。

 ”大寒”  当日(1/20)期間(1/20〜2/3)

大寒は新暦の1月21日頃で、太陽の黄経が300度を通過する日。寒さが最大になる頃。冬至からひと月を過ぎ、太陽の光はずいぶん明るさを取り戻しているが、実際に大地が温もり始めるのはあと半月先までお預け。日中で0℃を超えることがない地域では、川や池も厚く硬く氷り、軒先きの氷柱も多いく成長する。氷と雪に囲まれる極寒の季節。関東では、ひと月の間に日没時刻は30分程遅くなる。1日に1分の割合で日が長くなる「日脚伸びる」春隣に、寒さの極みの中に「光の春」の訪れを実感する。東京の最低気温は平均値が2℃を下回るのは、1月下旬と2月上旬のみで、文字通り大寒の頃が最も寒さの厳しい時節となる。「冬日」は、その日の最低気温が0℃未満の日で、「真冬日」はその日の最高気温が0℃未満の日をいう。観測史上での東京の真冬日の記録は4日のみ。そのうち3日は明治時代で、残る1日が昭和42年2月12日である。それ以降、1日も真冬日は記録されていない。ヒートアイランド化の進む都市部では晩冬の厳寒もさほど身に浸みなくなる気配です。日本の最低気温の記録は、明治35年1月25日の旭川におけるー41℃で、その日は立木が裂け、野鳥がバラバラと落ちてきたそう。

◼️旬のネクタイとチーフ

 

世界で1本 5cmナロータイ 無地青磁に流水地模様 MU10004N

¥9,000 (税別)

青磁の淡い水色に流水の地模様が美しい日本的で美しい1本です。

 

◼️旬の言葉

「春隣(はるどなり)」

もうすぐそこまで春が来ているという意味の言葉、春隣は冬の季語です。寒さがこたえる真冬の時期にも、微かな春の予兆に目を向けては、暖かな季節に思いが馳せます。冬至を過ぎ、たとえ寒さが厳しい日にも、太陽の光は強さを増して、陽射しは1日にい畳の目一つ分ほど伸びてきます。

 

◼️旬の行事

「節分(せつぶん)」

昔は、季節の変わり目に当たる立春、立夏、立秋、立冬の前日全て節分とされていました。1年の節目に当たる春の節分に重きが置かれ始めたのは、室町時代からだそう。季節の変わり目には悪魔が出てくると言われ、豆が「魔滅」の音に通じることから、「鬼は外、福は内」のかけ声で豆まきする慣わしが始まったとか。数え年で自分の歳の数の豆を食べると、健康になると言われています。

 

◼️旬の魚介

「赤貝(あかがい)」

赤いいほど高値がつくという赤貝。かつては東京湾で取れる江戸前のものが最高峰とされていたそう。貝ならではの磯の香りと、しいっ借りした旨味が赤貝の持ち味。酢との相性が抜群で、江戸前を代表とする寿司ネタ。旬は12月〜3月。

 

◼️旬の野菜

「小松菜(こまつな)」

江戸の昔にいは、庶民がお雑煮に入れて食べていた小松菜。旬は12月〜3月。寒さに強く、霜を受けるほど甘みが増し、葉が柔らかく美味しくなるという不思議な生命力の冬野菜です。鉄分やカルシウム、ビタミンA、Cなどが豊富なのも嬉しいところ。週末に小松菜を茹でて冷凍保村しておけば、野菜不足の時などに◎。

 

◼️旬の果物

「金柑(きんかん)」

一番小さなミカン科の果実が金柑です。名前の意味は、金色の蜜柑。旬は12月〜2月です。皮にビタミンが豊富なので、皮ごと砂糖漬けにすれば、咳止めに。甘露煮は、正月のおせち料理にも。焼酎につけて金柑酒にいすると香りのいい果実酒ができます。甘酸っぱい実は、皮が薄いものは丸ごと食べられます。

 

◼️旬の和菓子

「梅 百花の魁(うめ ひゃっかのさきがけ)」

築地のうおがし銘茶の茶室で出された梅の生菓子。梅は百花の魁。寒さの極みの大寒の頃から咲き始めます。梅の開花の平均値は、鹿児島が1月25日、東京が1月29日、青森が4月23日。

 

◼️候の木草花

「福寿草(ふくじゅそう)」

旧暦の正月(新暦2月前後)の頃に咲くことから、元日草とも呼ばれる福寿草。アイヌ語ではクナウノンノという名前。早春の野に光るようにい咲く金色の花は、その名の通り福を呼び込むよう。昔は、正月の床飾りに用いられていました。光沢のある花びらは、日が当たると開き、暮れると閉じる性質のもの。

南天も色の少ない世界を華やかにします。

 

◼️候の生き物

「トビ」

大寒に入ると夕暮れ空にトビの大きな群れが帆翔しながら移動しているのをよく見かけるようにいなります。餌場からねぐに帰る群れです。カラスやムクドリのように、トビも群れを作る鳥。早朝、トビの群れはねぐらから飛び立ち、それぞれの餌場に分かれていきます。夕方になると集合場所に集い、群れを作りながら再びねぐらに帰ります。晩夏の頃からねぐらを作り始め、秋の深まりとともに集団は次第に数を増します。大寒の頃に群れは最大となり、数百羽の群れになることも。トビといえども、立派な猛禽類。晩冬の雪晴れの空に大群が舞う姿は壮観です。

 

末候は、鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)にわとりが卵を産み始める頃。小寒から立春までに生まれた卵は寒卵とよばれ、滋養に富み、金運や健康運がアップするそう。夏季など、日長の長い時期によく産卵するので、日照時間が少なく、産卵数が減る冬場は、養鶏では白熱電球か蛍光灯の人工照明で日照を調節し、産卵数を調整。産卵に必要な日照時間は10時間。13〜24℃が適温。

トビ@幻に魅せられて

一部文章@季節と自然のガイドブック、日本の七十二候を楽しむ

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