前日に羽田でお迎えした世界1のシェフ マッシモ ボットゥーラの講演は詩的 哲学的 情熱的で たまたま媒体が料理ですが、生き方考え方仕事の仕方など、根本的普遍的な成功(正攻)法則でした。彼はまずは自分のルーツ、アイデンティティを自覚することを何度も強調されます。
21世紀 世界が近くなり 私も海外へ買付へ行くようになってから 日本文化 日本人とは?を考えることにとりつかれ着物を着出し茶道も始めたのですが、洋服でなく日本文化を国内外に広めなくてはと道を模索、着物をネクタイとして再生し始めたその時、勇気と共感 感動を頂けた奇跡に感謝。前日にお渡ししたボウタイと手紙についてもお褒めの言葉を頂けました。
その情熱的な講義を同時通訳以上の素晴らしいサポートで支えたイタリア国立ジャーナリスト池田匡克氏は、講演中はお母様の形見の着物でお作りしたネクタイとポケットチーフでいつにも増して本当にスタイリッシュで輝いていました。夜のディナーも特筆で、小池教之シェフ@広尾INCANTOは、講義でボットゥーラが憑依したかのごとく、素晴らしすぎるAbruzzo料理とペアリングの美味しすぎるワインで昼間の感動を再演して下さいました。
己の道を見極めまっすぐつき進む男達は輝いていてカッコいいです。