”小満” 当日(5/21)期間(5/21〜6/5)
小満は新暦の5月21日頃で、太陽の黄経が60度を通過する日です。小満とは、気温、湿度が高まり万物が次第に成長し、草木は天地に生い茂り満ち始める」意。そろそろ気温は25°を超える「夏日」が現れ、街行く人もチラホラと半袖に変わり、本格的な夏がもう目前。沖縄地方ではひと月以上も早い梅雨入りは5月8日頃。6月1日は衣替え。
◼️旬のネクタイとチーフ
◼️旬の言葉
「五月晴れ(さつきばれ)」
昔は梅雨のことを、五月雨(さみだれ)と呼んでいました。旧暦の5月に降る雨だったからです。なのでその時期のどんよりとした雨雲を、五月雲(さつきぐも)と呼び、雨続きの日がふっと途切れて現れる、抜けるような青空を五月晴れ(さつきばれ)と言いました。でも、今では新暦の5月の爽やかな晴れを、五月晴れと呼んでいます。@日本の七十二候を楽しむ 5月はゴルフにも最高にいい季節。
◼️旬の魚介
魚介類では、車海老。江戸前天ぷらの主役で、初夏が旬。昔は内湾の浅瀬で天然物がとれ、帆船で網を引く打たせ網で漁をしたそう。生でも茹でても美味しい素材。茹でた車海老は江戸で握りが生まれて以来のネタ。そんな伝統の茹でエビと、戦後生でも握るようになった「踊り」の二つの握りがあります。他にも、江戸前天ぷらの代表格としてキスも旬。握りでも絶品。@日本の七十二候を楽しむ
車海老@Junko Okazaki キス@お役立ち!季節の耳より情報局
◼️旬の野菜
桜が咲いた2ヶ月後が、その地方のそら豆の旬だそう。一番美味しいのは4月〜6月。鮮度が何よりなので、買ってきたらすぐに茹でます。塩茹でにしても、さやのまま焼いてもOK。
◼️旬の果物
この時期は、メロン、マンゴー、びわなど。桃栗3年、柿8年。
◼️旬の和菓子
赤坂塩野 右は練り切りの「花橘(はなたちばな)」左はきんとん 銘は「常葉(とこは)きんとん」
◼️候の木草花
左は京都嵐山の菖蒲(あやめ)と、右は東京の京橋のなでしこ
◼️候の生き物
小満の時期になると必ず、ベランダのアリの大群がうちの中まで列になってやってきます。かなりの働き者w あとてんとう虫も現れます。写真の鳥はシジュウガラ。いつも群れているからこの名前になったとか。ホトトギスの初鳴きも5月中旬。
テントウムシ、シジュウガラ@お役立ち!季節の耳より情報局