”大暑” 当日(7/23)期間(7/23〜8/7)
大暑は新暦の7月23日頃で、太陽の黄経が120度を通過する日です。「大いに暑くなる頃」の意で、正に1年中で最も暑さの厳しい酷暑の時期。気象庁で使う暑さを表す用語には、1日の最高気温が25℃以上の「夏日」、30℃以上の「真夏日」、35℃以上の日の「猛暑日」、夜間の最低気温が25℃以上の「熱帯夜」がある。この頃、遥か南方海上は、台風の発生の最盛期。また夕立は、湿度が高く蒸し暑い「油照り」の昼過ぎから日没後数時間までによく発生する。雷を鳴らすことも多く、雨が降り出す間際に雷が鳴り出すことが多い。@季節と自然のガイドブック
◼️旬のネクタイとチーフ
あえて真夏の灼熱を強調した、青海波ならぬ、紅海波のネクタイはこちら
◼️旬の言葉
「蝉時雨(せみしぐれ)」
夏が訪れる頃に、ニイニイゼミが泣き始めます。続いて、アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ひぐらしなどの蝉の大合唱が沸き起こり、夏の終わりには、つくつくぼうしのしんみりとした声が胸にしみます。蝉時雨とは、たくさんの蝉が一斉に鳴き立て、まるで時雨が振りつけてきたように大音量で泣き響くこと。@日本の七十二候を楽しむ
蝉@tenki.jp 蟬しぐれ@映画.com
蝉しぐれは、ご覧になりましたか?黒土三男監督の映画と恋愛時代劇で、打ち明けずともずっとお互いに思い続ける二人が切ない物語です。
◼️旬の行事
「隅田川花火大会」
隅田川花火大会は、7月の最終土曜日に行われる東京の夏の一大イベント。歴史を辿ると享保18年(1733年)、八大将軍吉宗が、前年の大飢饉の死者を弔うために水神祭を行い、その時に花火をあげたのが起源だとされます。以来、両国の川開きに打ち上げられ、鍵屋と玉屋が花火の腕を競い合いました。「またや〜」「かぎや〜」という掛け声は、いいと思った方の名を見物人が呼んだことから生まれたもの。今に息づく江戸の粋です。今年から、過去2回お台場で開催されていた未来型花火エンタテインメント「STAR ISLAND」。2019年は豊洲ぐるり公園での開催されました。ちょうどウチからLIMITED チケット並み(15000円)の至近距離で見えました♫
写真は左は毎年恒例隅田川花火大会@友人宅 と、ウチのベランダからの豊洲STAR ISLAND、夏の純米で観花火。
◼️旬の魚介
「うに」
旬は夏。日本で食べてるうには、オレンジ色のエゾバフンウニと、やや白っぽい身のキタムラサキウニが大半だそうです。その濃厚な旨味と甘味で、寿司ネタにしても刺身にしてもどんとこいの美味しさ。生食べても美味しいですが、蒸して食べるとひときわだそう。穴子も旬。どちらも寿司ネタの写真ですが、見ているだけでたまりません。。
◼️旬の野菜
「枝豆」
ビールに枝豆があれば夕涼みに一杯いけるもの。旬はもちろん夏です。一口に枝豆といっても、山形のだだちゃまめ、新潟の茶まめ、京都の単語黒大豆など、産地も品種も様々。鮮度が落ちやすいので、新鮮なものを選ぶのが大切。さやの青みが深く、程よい膨らみのあるものを。
◼️旬の果物
スイカ。大好きすぎるので、再度掲載。今度は大玉を買いました。連日1/8づつ、ほぼひとりで食べることに・・・
◼️旬の和菓子
青海波と金魚の和菓子。どちらも見目涼やか〜。青海波は銘「汐さひ(しおさい)」@赤坂塩野 こなしに小豆こしあん。金魚は虎屋製。寒天に中は羊羹の金魚かな。
◼️候の木草花
夏の花といえば、夾竹桃(キョウチクトウ)に、ムクゲや芙蓉、ひまわりに朝顔、サルスベリなどなど。キョウチクトウじゃ、インドの原産で間伐や洪水、夏の猛暑が厳しい鉱山の河原に生える。夏の暑さに強く、対公害植物として大都市や劣悪な環境に怯まず生育できる。花期は6月から9月と長く、仲夏から晩夏には一層盛んに咲き誇る。枝や葉から出る白い乳液は有毒。インドでは根から強心剤や皮膚病などの薬を作り、人馬を殺すほどの毒性がある。
花の写真上から夾竹桃、サルスベリ、朝顔
◼️候の生き物
「カブトムシとノコギリクワガタ」にょっきりと頭に1本の角が生えたカブトムシは夏の昆虫の王様。虫同士のケンカになると、その角で相手の虫をひっくり返します。そして、ぐわっとあごが2本の大きな角になって伸びているのは、ノコギリクワガタのオス。体の大きさによって、大あごの形も違います。どちらも人気で、夏の早朝、樹液を美味しそうに吸っているところを捕まえます。
クワガタ@By keusju – http://blog.goo.ne.jp/muelleri/ カブトムシ@ウィキメディア・コモンズ